On domestic violence
DVのこと
ここはあなたの気持ちを安心して話せる場所です。
もしかしてこれって…?
と感じていても、DVのなかにいると、何がふつうなのかわからくなってしまうことがあります。
今のあなたの気持ちをゆっくり聴かせてください。プライバシーに配慮し、秘密は厳守いたします。
毎日、緊張や不安の中でビクビクしながら過ごしているなら、そこから解放され、安心したくらしができるよう、いっしょに考えていきましょう。
今の状況を見つめ直すために、まずはDVについて知ることから始めてみませんか。
ここでは、DVがどうして起きるのか、どんな種類があるのか、そして被害者を守る法律についてまとめました。
DVについて知ることが、あなたの今の状況を少しずつ整理していく手がかりになるかもしれません。
ドメスティックバイオレンスとは?
DVの社会的な背景として、主に次のようなことがあげられます。
結婚しないこと、離婚すること、ひとり親になることが社会常識から外れているという固定的な社会通念
世帯主や保護者、児童手当の振込先が夫など、男性優位の社会制度
男だから、女だから、男のくせに、女のくせになどの社会的性差(ジェンダー)
結婚、出産、介護などによる昇進や残業のハンディなどによる経済的自立の困難
* 各国における男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数2025」において、日本はジェンダー平等達成度が146か国中118位と昨年と同じ結果でした。主要7か国においては最下位です。。
DV の形態・種類
暴力にはさまざまな形態があり、単独で起こる場合もありますが、多くの場合、何種類か重なって起こります。
DV被害者を守る法律
2004年12月「配偶者からの暴力の防止および被害者の保護等に関する法律」通称「DV防止法」が施行されました。
この法律では、婚姻届けを出していない事実婚や元配偶者、生活を共にしている交際相手からの暴力も対象となります。また、身体的暴力に限らず、精神的、性的暴力も含みます。
*なお、緊急性がある場合は、平日の日中はお住いの区役所、市役所、町村役場、 休日や夜間は最寄りの交番、警察署にご相談ください。